どこか懐かしさを感じる、錆色のアーマ
皆さん、「錆色のアーマ」という作品はご存知でしょうか?逆2.5次元舞台として「舞台を原作」とし、アニメや漫画などのメディアミックスしていくという、一風変わった作品です。
各方面の有名どころが揃っている本作ですが、今回はそういった側面ではなく、わたしが個人的にアーマを気に入った点にフォーカスし紹介していきたいとおもいます。
その点とは、「めちゃくちゃ懐かしい匂いがするところ」です。
すみません、詳しく説明します。皆さんの懐かしの作品ってありませんか?わたしの場合、2000年ぐらいから2010年ぐらいまでアニメとか漫画とかを貪りまくっていた時代があるんですが、初期の頃にはまっていた雑誌が「Gファンタジー」なんです。その後もASUKAの単行本とかスクウェアエニックスの単行本とかそのあたりを彷徨っていました。そんな私が懐かしくなる作品、それがアーマです。
そもそも、原作をされている高殿円さんはこの頃角川(ASUKAを発行している会社)で活躍されていた作家さんなので必然といえば必然なのですが。ちなみにこの作家さん、舞台作品では「メサイア」シリーズで有名な方ですね。メサイア も私の中ではかなり「懐かしい匂いがする」作品と言えるんですが。
では、アーマの懐かしい点を具体的に上げていきたいと思います。ネタバレあります。
敵が現れた時、「ゾロゾロとお客さんだ」って言う
いまこんなこと言うヤツいますかね?普通にいたらすみません。でも私がよく漫画とかアニメ見てた時はマジですごい言ってたんです。あと「もう閉店時間はとっくに過ぎてるよ、お客さん」(拳銃を構えながら)とかも言ってたと思います。
主人公の村が焼かれてる
あの時代の主人公の村はだいたい焼かれていました。主人公の孫一は唯一の肉親である姉をそこで亡くしているんですが、宿敵の相手織田信長が姉の仇と信じてその命を狙います。この流れも懐かしい…!!しかし実は織田信長は姉の仇ではなく、恋人同士でという流れも懐かしいの極みです。
いまは別々の道を歩む親友たち
「あんなに一緒だったのに」ってやつです。いまみえてるアイツと俺の景色は違うってやつです。あと二人だけの呼び名が有ります。
敵サイドに二人組
「メサイア」にもいたような気がしたんですが、アーマにもいます。敵サイドに二人組の敵がいると大体ものすごい共依存か、ビジネスライクな関係です。ビジネスライクからの情の芽生えもあります。
暗い過去を持つ男の子とその暗闇から救ってくれた恩人
すみません、長くなって…。時に強い結びつきは敵に利用されることもあります。「○○のいない世界なんて、おれにはいらない!!!」みたいな展開です。一部の方には根強い人気を誇るシチュエーションではないでしょうか。
襟足が長い
襟足が長いやつが数人います。あの時代はみんな襟足が長かった。いつだって初恋の人(二次元)の面影を追ってしまうものです。ビジュアルも大事。ちなみにわたしはみつあみと中華服とかにも弱いです。
まじであげるときりないんですが、とにかく私と同じ時期に同じものを見て育った人はアーマを見てほしいです。懐かしい気持ちになれるはずです。現在ニコ生のタイムシフトで一作目と二作目がみれたはず…次回作を切望しているので、一人でも多くの人にアーマを見て欲しいとおもいます。そして好きになって欲しい。
とりあえずわたしは現場で書けなかったアンケートを書いてファックスします。